掲載準備と審査
AWS Marketplaceの商品ページ作成|説明文、画像、キーワードの準備チェックリスト
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この記事の要点
AWS MarketplaceのSaaS商品ページは、商品名、短い説明と長い説明、ハイライト、カテゴリ、キーワード、ロゴ、画像と動画、サポート情報を入力して作ります。登録情報は英語で提出する必要があり、日本語の表示は既定でAWS Marketplaceが翻訳します。AWS Partner Assistantの掲載支援は掲載情報の下書き生成と品質の採点を行いますが、自動では公開されず、通常の製品審査も省略されません。
SaaSの商品ページの素材づくりを任されると、まず日本語で価値提案を書き始めたくなるかもしれません。ところが公式ガイドは、販売者登録の情報と商品の掲載情報を、英語で提出するよう定めています。(翻訳と言語)日本の購入者に表示されるページは日本語なのか、英語のままなのか。
本記事は、日本の企業がSaaS製品を新規に掲載する場面を対象とし、内容は2026年10月5日に確認したAWSの公式ドキュメントと発表にもとづきます。入力項目や上限は変わることがあるため、提出の前には各出典と実際の入力画面で最新の内容をご確認ください。
提出する言語と日本語の表示
公式ガイドによると、販売者登録も商品の掲載情報も、英語で提出する必要があります。(翻訳と言語)AWS Marketplaceは、販売者が用意した英語の内容を、フランス語、日本語、韓国語、スペイン語に既定で翻訳します。(翻訳と言語)日本の購入者に表示される日本語は、販売者が書くものではなく、英語の原文から生成されます。
翻訳が始まるのは、製品を限定公開(limited)の状態にしたあとです。翻訳が出揃うまで、購入者には英語の文章が表示されます。(翻訳と言語)公式ガイドは、新しい製品を公開するときは限定公開の状態で翻訳を確認し、問題があれば公開前に問い合わせるよう勧めています。(翻訳と言語)
メタデータの項目で使える文字として挙げられているのは、ASCII文字(コード0から126)、著作権、登録商標、商標の記号、通貨記号です。(メタデータ)この一覧に日本語の文字は含まれません。
このため、最初に書く日本語は、提出物ではなく、英語の原稿の骨子になります。AWSの翻訳は英語の原稿を元にするため、日本語表示の出来も原稿の英語に左右されます。そこで、価値提案、用途、対象顧客、購入後に必要な作業を日本語で確定させ、それを英語の原稿にし、その原稿を誰が確認するかまで決めておくと、提出画面で手が止まりません。
商品ページの入力項目と公式ガイドの条件
SaaSの商品情報として更新できる項目は、公式ガイドでは次のように挙げられています。商品名(Product title)、SKU、短い説明(Short description)、長い説明(Long description)、商品ロゴのURL、ハイライト、カテゴリ、キーワード、商品動画のURL、Resources、サポート情報です。(SaaS製品の設定)画像と動画は、商品情報の中の「Images and videos」の欄から追加します。(プロモーション用メディア)
| 素材 | 主な条件 | 用意する人の例 |
|---|---|---|
| 商品名 | ブランド名やメーカー名を使い、名前だけで製品を識別できるようにする | マーケティング |
| 説明文 | 特徴、利点、使い方を書く。メタデータのガイドは350文字までと記載するが、短い説明と長い説明のどちらの上限かは判別できない。AWS Marketplace Catalog APIの検証条件は、短い説明が1,000文字まで、長い説明が5,000文字まで。画面で入力する場合の上限は入力画面で確認する。(本記事の提案)短い説明はまず350文字以内で作成する | マーケティング、事業部門 |
| ハイライト | 最大3つの箇条書き | マーケティング |
| カテゴリ | 定義済みの一覧から最大3つ | 事業部門 |
| キーワード | 最大3つで、欄全体で250文字まで | マーケティング |
| ロゴ、画像、動画 | 仕様は「画像、動画、ロゴの仕様」の節のとおり。画像は10枚まで、動画は5本まで | デザイン |
| サポート情報 | 連絡先を、購入後の遷移先ページに明示する | カスタマーサポート |
表の出典は、商品名からキーワードまでがメタデータのガイド、サポート情報がSaaS製品のガイドライン、画像と動画がプロモーション用メディアです。「用意する人の例」の列は社内の分担の一例で、公式の定めではありません。
商品名、説明文、ハイライトの書き方
商品名
公式ガイドの商品名の指針は、各語の頭を大文字にするタイトルケースにすること、名前だけで製品を識別できること、ブランド名かメーカー名を使うこと、誇張や説明的な情報を避けることの四つです。(メタデータ)商品名は、AWS Marketplace内の表示だけでなく、検索エンジンにも使われます。公式の検索最適化ガイドは、商品詳細ページでは商品名がtitleタグの役割を果たすと説明し、ブランド名、製品名、関連するキーワードを含めるよう勧めています。(検索の最適化)ただし、説明的な情報を避ける指針と、関連するキーワードを含める勧めは、並べると食い違って見えます。メタデータのガイドが挙げる商品名の例(Smart Solution Load Balancer - Premium Edition)は、製品の種類を表す語(Load Balancer)を含んでいます。ブランド名と製品名に、製品の種類を表す語を添える程度にとどめ、説明的な語句や誇張は足さない形であれば、両方のガイドの指針に沿えます。(メタデータ)
説明文
説明文には、製品の特徴、利点、使い方を書きます。公式ガイドは、そのうえで次の六つの指針を挙げています。(メタデータ)
- 不要な大文字を避ける
- 不要な句読点や記号を避ける
- ほかのページへの誘導情報を入れない
- 綴りと文法を確認する
- 重要で役に立つ情報だけを入れる
- 誇張を避ける
字数について、同じガイドは説明文を350文字までと記載しています。(メタデータ)一方、SaaSの更新手順では短い説明と長い説明が別の項目として挙げられており、350文字がどちらに当たるのかは、ガイドの記述から判別できません。(SaaS製品の設定)ガイドが示す例文も、メタデータのガイドの説明文の例と、検索最適化のガイドの短い説明の例の両方が、350文字を大きく超えています。(メタデータ、検索の最適化)別の資料では、AWS Marketplace Catalog APIで商品情報を更新するときの検証条件(UpdateInformation)に、短い説明が1,000文字まで、長い説明が5,000文字までという定めがあります。(Catalog APIの販売者製品)この値がAWS Partner Centralの入力画面の上限と一致するとは、確認できた資料からは言えません。画面で入力する場合の上限は、入力画面の表示で確認します。350文字は、確認できたどの資料の上限にも収まるため、本記事では短い説明をまず350文字以内で作成することを提案します。
説明文を書く前に、次の材料を揃えておきます。
- 価値提案:誰のどの業務を、どう変える製品か
- ユースケース:購入者が製品を使う具体的な場面
- 対象顧客:業種、規模、前提とする利用環境
- 導入の前提:購入後に購入者側で必要になる作業や費用
SaaS製品には、メタデータのガイドが示す説明文の指針とは別に、SaaS製品のガイドラインが製品の説明や文言に求める事項もあります。購入者のAWSアカウントにリソースを配置する構成では、AWS Marketplaceの取引とは別にAWSの利用料が発生する場合、購入者がその料金を支払う必要があることを、製品の説明で知らせるよう求められています。(SaaS製品のガイドライン)また、製品のソフトウェアとメタデータには、ほかのクラウドプラットフォーム、追加の製品、アップセルのサービス、AWS Marketplaceで提供されていない無料トライアルへ誘導する文言を含めないよう求められています。(SaaS製品のガイドライン)
ハイライト
商品詳細ページには、最大3つのハイライトが箇条書きで表示されます。(メタデータ)購入者はハイライトでも製品を検索できるため、製品の主な特徴や利点を、短く情報の伝わる言葉で書く必要があります。(検索の最適化)説明文の言い換えにせず、3つの枠に特徴や利点を一つずつ割り当てます。
見つけてもらうためのキーワードとカテゴリ
公式ガイドによると、AWS Marketplaceの購入者が検索する場所は、主に二つあります。GoogleやBingなどの検索エンジンと、AWS Marketplace内の検索機能です。(検索の最適化)外部の検索エンジンに向けては、製品の主題を表す主キーワードを一つ決め、商品名、短い説明、ハイライトに自然に織り込みます。(検索の最適化)AWS Marketplace内の検索に向けて挙げられている項目は、キーワード、カテゴリ、ハイライト、短い説明です。(検索の最適化)
キーワードは、単語またはフレーズで3つまで、欄全体で250文字までです。(メタデータ)指針は、関連する語を使うこと、購入者が製品の種類を考えるときの言葉を選ぶこと、製品の具体的な機能から作ること、他社の製品名や会社名を使わないことです。(メタデータ)商品名はすでに検索の対象に入っているため、キーワードには含めません。(メタデータ)キーワードもメタデータの一部であり、メタデータで使える文字(ASCII文字と一部の記号)の範囲で入力します。仮に勤怠管理のSaaSなら、商品名に入れた語を繰り返さず、"shift scheduling"のように機能に近い語を選ぶ形になります。
カテゴリは、定義済みの一覧から選ぶもので、自由に決めるキーワードとは別のものです。カテゴリの名前をキーワードに入れる必要はなく、選べるのは最大3つで、多くの場合は1つが当てはまります。(メタデータ)
AWS Marketplaceには、対話で製品を探すAgent Modeもあります。2025年11月30日のAWSの発表によると、購入者が用途を説明したり要件の資料をアップロードしたりすると、条件に合う製品を提案し、要件に合わせた比較表を作ります。(AWSの発表)特定の文言を入れれば推薦が増えるとする記述は、確認できた発表にも公式ガイドにも見当たりません。とはいえ、用途、対象顧客、導入の前提を具体的に書いておくことは、少なくとも、購入者が比較の材料にできる情報を増やします。掲載後に発見性を改善する運用は、AWS Marketplaceで見つけてもらうには?で扱っています。
画像、動画、ロゴの仕様
| 素材 | 仕様 |
|---|---|
| 商品ロゴ | 透明または白の背景、120〜640ピクセル、縦横比は1:1か2:1 |
| 会社ロゴ | 透明の背景、220×220ピクセルで、内側に10ピクセルの余白 |
| 画像 | 10枚まで。推奨は780×439ピクセル(16:9)、最大3480×3480ピクセル。形式はPNG(推奨)、JPG、SVGで、透過なし |
| 動画 | 5本まで。mp4で最大50MB、推奨は1080p(1920×1080)の16:9、長さは2〜5分を推奨 |
表の出典は、ロゴが製品の提出、画像と動画がプロモーション用メディアです。商品ロゴのURLには、公開アクセスできるAmazon S3のURLを指定します。(SaaS製品の作成)
画像と動画の扱いには、次の決まりがあります。(プロモーション用メディア)
- 各メディアにはタイトルが必須で、説明は任意です。説明は代替テキストとして使われ、アクセシビリティと検索のために強く推奨されています
- 最初に追加したメディアが、商品ページで最初に表示されます。並べ替えるときは、順序の違うものを削除して追加し直します
- 掲載したメディアは、AWS Marketplaceを閲覧するすべての人に公開されます。メディアの使用に関する権利と許可が必要です
- YouTubeの動画は、商品動画URLの欄に1本だけ指定できます
審査用に提出するアーキテクチャ図は、これらの画像とは別のものです。アプリケーションとコントロールプレーンを含めてAWS上で完結するSaaSに付く「Deployed on AWS」の表示を受けるために提出する図であり、購入者に公開されません。(SaaS製品のガイドライン)AWS以外の構成でも掲載はできます。(SaaS製品のガイドライン)なお、AWS上で完結する構成とそれ以外の構成の条件の違いは、AWS以外のSaaSもAWS Marketplaceに出品できる?で整理しています。
サポート、料金表示、返金条件、販売地域
サポート情報
購入者が、SaaSの使い方、トラブルの解決、返金の依頼(該当する場合)で困ったとき、簡単に助けを得られるようにすることが、販売者に求められています。(メタデータのガイド)連絡先は、メール、電話番号、サポート用のWebフォームのリンクなどで、購入後の遷移先ページに明示します。(メタデータのガイド、SaaS製品のガイドライン)
料金の表示
SaaS Contract(SaaS契約。契約期間と購入する権利をあらかじめ定め、前払いまたは支払スケジュールで請求する料金モデル)型のSaaSの作成手順では、料金ディメンションごとに、API名、表示名、説明、価格を入力します。(SaaS契約の料金)API名は最大15文字で、設定したあとは変更できません。表示名は購入者向けの名前で最大24文字、説明は購入者向けの補足で最大70文字です。表示名は、あとから変更できます。(SaaS契約の料金)
限定公開の間は、テストで大きな費用が出ないよう、価格を低く設定したままにしておく必要があり、公開の申請時に実際の価格を求められます。(SaaS製品の作成)いずれかのディメンションを値上げすると、その後少なくとも90日は、価格更新の申請ができなくなります。(SaaS製品の設定)料金モデルとディメンションの設計そのものは、AWS MarketplaceのSaaS料金モデルで比較しています。
返金ポリシーとEULA
返金ポリシーは、商品ごとに文章で入力する項目です。(SaaS製品の設定)End User License Agreement(EULA)は、標準契約であるStandard Contract for AWS Marketplace(SCMP)か独自のEULAから選びます。独自のEULAは、PDFファイルとして用意し、公開アクセスできるAmazon S3のURLで提供します。(SaaS製品の作成、SaaS製品の設定)EULAは販売者と購入者のあいだの契約であり、SCMPを使うかどうかは販売者の判断だと、公式ガイドは記しています。(標準契約)どの条項を採るかは、法務の判断になります。契約条件の整理は、AWS MarketplaceのEULAと標準契約で扱っています。
販売地域
製品を提供できる国は、「すべての国」「除外する国を指定したすべての国」「許可した国のみ」から選びます。(SaaS製品の設定)
商品ページに載せる情報とは別に、購入企業のセキュリティ評価に向けて示す情報もあります。その揃え方と、2026年11月26日に終了するAWS Marketplace Vendor Insightsの扱いは、SaaSのセキュリティ審査にどう備えるかで扱います。
AWS Partner Assistantによる下書きと人の検証
2026年6月16日のAWSの発表で、AWS Partner Assistantを使ったAI掲載支援が案内されました。(AWSの発表)公式ガイドによると、ウェブサイトのURLや、PDF、事例資料、製品ドキュメントから掲載情報を生成し、掲載の品質を採点し、項目別の改善提案を返します。(AI掲載支援)
入力は、製品ウェブサイトのURL(汎用のトップページより、個別の製品ページが推奨されています)、アップロードした資料(PDF、Word、Excel、画像など。PowerPointは非対応で、PDFに変換して使います)、チャットへの直接の説明文で、一つの会話の中で組み合わせても使えます。(AI掲載支援)利用にはAWSPartnerCentralFullAccessの権限が必要で、2026年6月16日の発表によると、AWS GovCloud(US)リージョンと中国のリージョンでは使えません。(AI掲載支援、AWSの発表)スタイルガイドをアップロードすると、自社の文体が生成の制約として使われます。資料には、認証情報や機密情報を含めないよう案内されています。(AI掲載支援)
生成された内容は、チャットに表示されるだけです。販売者が確認して掲載の入力画面に貼り付け、調整し、公開の時期を選びます。(AI掲載支援)AIで作成または更新した掲載も、手作業で作った掲載と同じ製品審査を受けます。(AI掲載支援)
下書きの検証は、人が行います。入力に使うサイトや資料の記述が古ければ、下書きにも古い内容が引き継がれる可能性があります。確認する点は、次のとおりです。
- 機能の記述が、現行の製品と一致しているか
- 対応地域、サポートの時間帯、料金の記述が、契約書や規約と食い違っていないか
- ほかのクラウドプラットフォームや、AWS Marketplaceにない無料トライアルへの誘導が混ざっていないか
- 文字数と文字の種類が、入力画面の条件に収まっているか
限定公開の商品ページで確認すること
SaaSの商品ページは、AWS Partner CentralのBuildタブからSaaSを選んで作成します。(製品の提出)作成した製品は、AWS Marketplaceによって限定公開の状態で公開され、統合とテストに使えます。(SaaS製品の作成)提出の手続きには複数回のやり取りが入ることがあり、公式ガイドが示す期間も目安にとどまるため、日数を計画の固定値にするのは避けたほうがよいでしょう。(製品の提出)
限定公開の製品を閲覧できるのは、販売者のアカウントと、許可リストに登録したAWSアカウントだけです。(SaaS製品の設定)公式ガイドは、公開の前に自社の製品を購読して購入者の体験を確かめるよう勧めており、テスト用の購読では、製品情報、購入オプション、テスト決済、自社サイトへのリンクを確認できます。(SaaS製品の作成)SaaS Contract型のテスト購読は、公開に切り替える前に、AWS Marketplace Seller Operationsチームへのサポートチケットで取り消します。(SaaS製品の作成)購入や契約同期のテスト項目は、AWS MarketplaceのSaaS審査で確認することで扱っています。
限定公開の状態で確認する項目は、次のとおりです。
- 日本語の翻訳表示:製品名や技術用語が、意図したとおりに扱われているか
- 画像、動画、リンク:並び順と最初に表示されるメディア、記載したリンクが開くか
- 購入オプションと価格:限定公開中の価格は暫定であり、公開の申請で実際の価格を指定する必要がある点
- サポート:購入後の遷移先ページに、サポートの連絡先が表示されているか
確認を終えたら、公開の申請は「Update visibility」の変更リクエストで行います。AWS Marketplace Seller Operationsチームが製品を確認し、価格を更新したうえで、公開の状態に変わります。(SaaS製品の作成、SaaS製品の設定)全工程の流れは、AWS MarketplaceにSaaSを出品する方法にまとめています。
公開前に設定しておくデモ依頼とPrivate Offer依頼のボタン
デモ依頼とPrivate Offer(プライベートオファー)依頼のボタンは、新しい製品であれば、作成時の「Guided demo and private offer requests」で有効にできます。ボタンが商品ページに表示されるのは、製品を公開した後です。(Private Offerの作成)前提条件が二つあり、一つめは、APN Customer Engagements Program(ACE)に参加して、AWSからの紹介をAWS Partner Centralで受けられる状態にすることです。二つめは、AWS Partner CentralとAWS Marketplaceのアカウントを連携することです。(Private Offerの作成)ACEに参加したあとのステータス更新は2週間ごとで、更新が済むまでボタンは表示されません。(Private Offerの作成)製品の公開に合わせてボタンを表示したいなら、この準備は早めに始める必要があります。
購入者が依頼のフォームに連絡先と用途を入力すると、AWSが依頼を評価します。用途などの情報が十分な依頼は案件(opportunity)として、不十分な依頼はリードとして、AWS Partner Centralに招待の形で届きます。(Private Offerの作成)2026年9月9日のAWSの発表では、この評価が自動化され、以前のように担当者の手による適格性の確認を待たずに届くようになったと案内されています。(AWSの発表)ボタンの設置は、売上や成約を約束するものではありません。問い合わせの受け方と初動は、AWS Marketplaceで見つけてもらうには?で扱っています。
掲載準備の進め方
最初に書いた日本語の骨子は、英語の原稿になり、限定公開の商品ページで、翻訳された日本語表示として確認できます。自社SaaSの掲載準備を始める段階であれば、AWS Marketplaceへの掲載を支援するDeshimaで、掲載に必要なタスクの一覧と日本語の掲載ガイドを、無料のアカウントから確認できます。Deshimaの掲載プロセスでは、製品登録の段階に、説明、ロゴ、サポートといった製品ページ情報の準備が含まれ、この部分は日本語のガイドで支援しています。Deshimaのガイドが示すのは手順であり、説明文や画像の中身は自社で用意する素材です。
ただし、2026年10月5日時点では、DeshimaはSaaS Contract型のみに対応しています。従量課金(メータリング)とChannel Partner Private Offer(CPPO)は対象外で、Concurrent Agreementsには対応済みです。Deshimaの利用料は、初期費用と月額費用がどちらも0円で、費用が発生するのは製品が売れたときの販売手数料のみです。料率は個別にご提案しており、AWS Marketplace自体の手数料とは別になります。対応範囲はトップページのFAQに、料金の考え方は料金のセクションに記載しています。Deshimaは更新が多いため、最新の機能と対応範囲は、無料のアカウントを作成したうえで、プロダクト内のドキュメントでご確認ください。